豊橋で小児歯科とかみ合わせ治療に取り組む
酒井歯科医院

咀嚼と体の健康

咀嚼と認知症

「よく噛んで食べなさい」子供のころに言われたことはないでしょうか?実際によく噛んで食べることは体に様々なよい影響をもたらしますのでご紹介していきます。

食べ物を噛んで砕くことを咀嚼といいますが、咀嚼によって直ちに脳血流量が増加することが知られており、このことが認知症の予防につながる可能性があります。

このほど政府が認知症国家戦略を発表しましたが、10年後の2015年には65歳以上の方は5人に1人が認知症となると推計されており、驚きました。決して他人事とはいえない割合です。

脳の前頭前野と呼ばれる部分は認知症と関連が深いことが知られており、この前頭前野も咀嚼によって血流が増加し、活性化することが知られています。このことから普段からよく噛んで脳を刺激することで認知症の予防につながるのではないかと考えられているのです。

是非今日から一口30回を目安によく噛んで食べる食事を楽しんでください。

よくかんで食べるとやせる

ゆっくりよく噛んで食べると(一口30秒程度)、食事の摂取量が減少することが知られています。
よく噛むことで、食欲を刺激するホルモンの分泌が減少し、逆に食欲を抑えるホルモンの分泌が増加することが報告されています。また消化がよくなることから、満腹感が早めに得られることも考えられます。
食べ過ぎは生活習慣病とも大きく関係することから、ゆっくりよく噛んで食事をすることは全身の健康にとって大きな意味があります。

歯の数と認知症

前回はよく噛んで食べることが認知症の予防に重要であることをお知らせしました。

これと関連した内容になりますが、歯の数と認知症の発症との間にも関係が報告されています。愛知県で認知症でない65歳以上約4425名を対象に4年間調査した結果によると、歯が20本以上ある人や歯は少なくても義歯でかみ合わせを保持している人に比べ、歯がほとんどなく義歯も使用していない人は認知症になりやすいことが示されました。

大切な自分の歯を守ること、歯を失うことになっても適切な治療を受けることは認知症の予防につながります。

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